化粧水がしみる原因に悩んでいますか?
当記事では、化粧水がしみる原因や肌トラブルの解消方法を化粧品開発者視点で開発の裏側を交えて解説します。
また、自分に合った化粧水の選び方や、おすすめのしみない商品もご紹介!季節や年齢による肌質の変化にも対応できるスキンケア方法を学べるため、これまでの失敗が無駄にならないよう、適切なケアができるようになります。
この記事により下記のことができるようになります。
- 肌に合った化粧水を見つける手助けになる
- 肌トラブルを改善して美肌への道を歩める
- 失敗しないスキンケアのコツを知ることができる
- 化粧水の裏側を知り「しみる」原因や成分を知る
化粧水がしみる原因はなぜ?
化粧水がしみる原因は、様々な要素が絡んでいます。主には下記の4つがあります。
- ゆらぎ肌
- 季節の変わり目
- 間違ったスキンケア
- しみやすい化粧水の成分
それぞれの影響を見ていきましょう。
ゆらぎ肌の原因と対処法
ゆらぎ肌は、乾燥、吹き出物、刺激、赤み、かゆみなど肌状態が日々変化し、化粧水がしみる原因となることがあります。要因は外的要因と内的要因に分かれています。
・外的要因:花粉、ほこり、紫外線、気温による乾燥
・内的要因:ストレス、食事、加齢
これらに対応できなくなると、バリア機能や水分油分のバランスが崩れ、肌が不安定になります。実は女性の8割がゆらぎ肌で悩んでいると言われています。肌に負担をかけず、外的・内的要因から肌を守る生活習慣の改善と、肌状態に合わせたスキンケア選びが大切です。
季節の変わり目による肌の乾燥と変化

季節の変わり目で、急に化粧水がしみるようになったという方は、乾燥により肌バリアが低下したことが考えられます。
寒暖差による自律神経のバランスの崩れも、肌バリア機能の低下を招き、化粧水がしみることがあります。
特に秋から冬にかけては、夏の紫外線ダメージが蓄積し、秋から冬にかけての乾燥した空気により、肌荒れを引き起こしやすくなります。
このような季節の変化に対応するには、季節ごとに適切な保湿力のある化粧水やクリームを選び、寒暖差に合わせてスキンケア方法を変えることで、肌トラブルを防ぐことができます。生活習慣の見直しも同時に行いましょう。
間違ったスキンケアの知識や使い方の影響
間違ったスキンケアにより肌バリアが低下し、化粧水がしみる状態になるときがあります。主に2つの要因があります。
- 摩擦や熱いお湯の洗顔などの外部刺激で肌バリアが低下
- 肌バリアのサポートがされないスキンケアや保湿や油分が足りない
摩擦やお湯などの刺激による肌バリアの低下
マスクやコットンが肌に当たりこすれること、洗顔時に強くこすりすぎるなどで、肌バリアが低下します。
洗顔時に熱いお湯を使うと、肌に刺激を与えることで肌バリアが低下します。
肌バリアが低下すれば、乾燥や刺激を感じやすくなり、化粧水がしみることがあります。適切な温度のお湯で洗顔し、摩擦による刺激を減らすことで、肌の健康を保ちましょう
肌バリアのサポートがされないスキンケアや保湿や油分が足りない
肌バリアの機能をサポートするための成分を配合していない商品はもちろんたくさんあります。
また保湿力が低かったり、お肌は水分・油分の両方が必要になるのに油分が足りないなど、スキンケア選びに失敗していると肌バリアが低下し、化粧水がしみるようになる可能性もあります。
化粧水成分にはしみる成分もあることを知る
一般的な化粧水には界面活性剤や防腐剤が含まれ、敏感肌に刺激となることがあります。これらにはアルコールや香料も含まれます。
また、パラベンやフェノキシエタノール以外のマイナーな防腐剤も使用される場合があります。エチルヘキシルグリセリンや安息香酸Naなどです。
石油由来の保湿剤(植物由来もあり)であるBGは、敏感肌にしみる原因になることがあるため注意が必要です。シートマスクに多く配合されるDPGは保湿剤であり抗菌効果も持っていますが、過剰に配合されると刺激になることもあります。
防腐剤自体が悪いわけではなく、パラベンフリーやフェノキシエタノールフリー表示があっても、他の防腐剤が含まれる可能性があるため、表示だけで刺激が少ないと判断しないようにしましょう。
肌に合ったしみない化粧水の選び方【化粧品開発者が教える】
アールアンドでは敏感肌、ゆらぎ肌、乾燥肌の方へおすすめのスリスリ化粧水を販売しています。下記の記事に詳しく書いておりますので、よろしけばご一読くださいませ。
肌に合ったしみない化粧水の選び方下記の通りです。
- 敏感肌向けで刺激が少なく肌バリアをサポートできる化粧水を選ぶ
- 肌質や季節に適した製品を選ぶ
この2点の詳細を見ていきましょう。
正しいスキンケア方法と改善法
肌の健康を維持するためには、正しいスキンケア方法を実践し、トラブルに対する適切な改善法を知ることが重要です。皮膚科専門医の視点から、敏感肌ケアや季節の変わり目におすすめのスキンケア方法を紹介します。
敏感肌向けのしみない化粧水選び方
失敗を重ねている方は多くいますが、敏感肌向け化粧水は基本的には下記の4点を注意してみてみましょう。
- アミノ酸やミネラルを含む
- 低刺激であること
- 肌バリア機能をサポートすること
- 高い保湿力を持っていること
もう少しこだわる場合は下記のポイントも大切です。
- 浸透方法までこだわって作られていること
- 成分表の順番から成分を分析して主成分と微量添加成分を見分けること
この2点は上級者向けになっていますので、今後、別の記事で書きたいと思います。
秋~冬のダメージ肌の場合の選び方
秋~冬のダメージ肌には、低刺激で肌バリアをサポートすることに加え、2つのポイントを抑えておきましょう。
- 皮脂膜をサポートする成分やメカニズムがある化粧水
- 高い保湿力と保湿維持能力を持った化粧水
秋~冬のダメージ肌には、特に皮脂膜をサポートする成分を意識しつつ、特にこの季節では高い保湿力を持ち、保湿維持がされる化粧水を選ぶようにしましょう。皮脂膜をサポートする成分とは、油分が含まれたミルクローションか、疑似皮脂膜が作られる成分が配合されているものを選びましょう。
保湿力は、成分の種類も大切ですが、成分の配合量と、浸透方法の方に着目しましょう。いろんな成分が入りすぎている場合、それぞれの効果が薄くなり、本来の成分の良さを活かせていない場合もあります。1つ1つの成分は、肌に対する試験データを兼ねそろえており、推奨配合量もあります。そのため、色んな保湿成分を広く薄く入れても、逆に効果は期待できません。
浸透方法は、低分子の成分や、高圧乳化されていたり、リポゾーム化されている成分が配合されていると、肌にすいつくように吸収されていきます。
皮膚科専門医が教える敏感肌ケア
敏感肌に対応するスキンケアは、肌のバリア機能を回復・維持することを最も重要視します。
皮膚科専門医が推奨する敏感肌ケアでは、肌バリアの3要素である皮脂膜・NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質(セラミド等)を意識したスキンケアが効果的です。アミノ酸やミネラルを含む低刺激の化粧水を使用し、皮脂膜をサポートする成分や、高保湿力・油分を含む化粧水を選ぶことが大切です。また、界面活性剤や防腐剤、アルコールなどの刺激物が少ない製品を選ぶことで、敏感肌への負担を軽減できます。さらに、洗顔時は熱いお湯を使わず、摩擦を最小限に抑えるように心がけましょう。
季節の変わり目におすすめのスキンケア
季節の変わり目には、肌の状態も変化するため、スキンケアを見直すことが重要です。
特に秋~冬には、保湿力が高く、低刺激で肌バリア機能をサポートできる化粧水を選びましょう。また、寒暖差による自律神経のバランスが崩れることを防ぐため、特に睡眠に気を使い、入浴も半身浴をする時間を増やすなど、スキンケア以外のアプローチも大切になってきます。
肌トラブルを解消するスキンケア方法
肌トラブルを解消するためのスキンケア方法では、肌バリア機能をサポートする成分が含まれた化粧水を選ぶことが重要です。界面活性剤や防腐剤、アルコールなどの刺激物が少ない製品を選びましょう。また、皮脂膜をサポートする成分や、高保湿力・油分を含む化粧水を選ぶことで、肌のバリア機能を回復・維持できます。洗顔時は熱いお湯を使わず、摩擦を最小限に抑えることも大切です。
肌トラブルを解消するスキンケア以外の方法
肌トラブルを解消するスキンケア以外の方法として、生活習慣の改善があります。適度な運動やバランスの良い食事、十分な睡眠は肌の健康に大きく影響します。糖質や油の摂りすぎを避け、ビタミンやミネラルが豊富な食事を心がけることで、肌の新陳代謝が促進され、肌トラブルの予防に役立ちます。また、紫外線対策や乾燥対策を徹底し、ストレスを適切に管理することで肌の状態も改善されることが期待できます。肌トラブルの改善には、スキンケアと生活習慣の両面からアプローチが必要です。
しみないおすすめの化粧水|スリスリ化粧水
「敏感肌でも使える」「しみない」と評判の化粧水でおすすめはスリスリ化粧水です。
保湿力の成分が大量に入っており、それをリポゾーム成分で浸透させ、疑似皮脂膜を作ることでバリアする。
つまり敏感肌、しみる肌にはとてもおすすめです。
スリスリ化粧水の配合成分は下記のようになっています。
- 保湿成分が一般的な化粧水よりかなり多く保湿による乾燥対策になる
- 油性成分であるスクワランが更にリポゾーム化されており、水分・油分の両方がバランスよく奥に浸透する
- セルロースナノファイバーという成分が疑似皮脂膜を作りバリア機能をサポート
- 乳酸菌、アミノ酸、ミネラル、セラミドの成分が入っている
- 防腐はプラチナの酸化還元力で行っている
- アルコールや香料が入っていない
- 乳化は植物由来のセルロースナノファイバーと卵の成分であるレシチンで行っている
これらの性質は、高い保湿力、バリア機能のサポートと、刺激性成分を極力抑えた、敏感肌でしみる肌のために考えられた成分になっています。
化粧水は、定期コースと単品販売もあり、肌に合うようなら定期コースもあります。
初回の購入が40%割引ですのでリピートする場合は定期コースがおすすめです。
乾燥肌・敏感肌はスリスリ化粧水を試してみてください。最安値販売はこちらから。
まとめ
化粧水がしみる肌ケアに悩んでいる方は、適切な化粧水選びと季節に応じたケアが大切です。
たくさんの化粧水に失敗してきた経験から学び、今回の記事で紹介した内容を実践してみましょう。
普段の生活習慣にも目を向けて、運動やバランスの良い食事、睡眠、紫外線対策や乾燥対策、ストレス管理を心掛けましょう。
この記事の内容を実践することで、化粧水でしみることを減らし、肌の健康を取り戻せますよ。